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サニープレース

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2018.11.28 

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遺伝子操作で双子の女児誕生の報道に思う

中国の科学者が、遺伝子操作で双子の女児を世界で初めて誕生させた、との報道があった。
「ついにやってしまったか!」
というのが正直な感想だ。

科学時術の進歩を否定する気はないが、生命の誕生に関して遺伝子操作をすることは、絶対にタブーだと個人的には思う。
なぜなら、人間は不完全な存在であり、技術があれば、必ず悪用する人間が出てくる。
もし、生命を作る神の領域の力を手にしてしまったら、それをどう悪用するか想像もつかないからだ。

100歩譲って、仮にやむを得ない事情で行われたとしても、万が一それが公になった時は、重大な犯罪者として処罰されるべきであろう。そうすれば、ある程度の抑止力にはなる。

おそらく技術的には遺伝子操作が可能な研究者はかなりいるのではないだろうか。
ただ、倫理的な点から、人間に応用することは避けているのだと思う。

今回のように、それにより喜ぶ人がいるからと言って得意げに遺伝子操作の成功を発表するなど、売名行為以外の何物でもないし、もしこれが世界初と公に認められることになったりすると、倫理観を持った良心的な科学者は馬鹿を見てしまう。

私には、これを発表した先生が、犯罪行為を得意げにネットにアップロードしている人たちとどこか似ているように見えてしまう。

ただ、今の時代、ここまで露骨ではなくても、「やったもの勝ち」で、正直者が馬鹿を見るような事がどんどん増えているような気もする。
うーん、困ったもんだなぁ。